LogophileDicManager

使い方

 使い方はとてもシンプルです

  1. 起動すると辞書の追加と削除というウィンドウが開かれます
  2. 左下の辞書を追加のボタンを押すとフォルダ選択ダイアログが開かれますので使いたい辞書が入っているフォルダを選択します
  3. 認識された辞書がリストに表示されます
  4. インデックスを作成したい辞書を選択します(複数選択も可能です)
  5. 左下のインデックス作成ボタンを押すと作業が開始されます
  6. 正常に終了するとメッセージが出てリストの左側に OK と表示されます(no index と表示されたものは使えません)
  7. LogophileDicManager を終了します
  8. Logophile を起動して Logophile の辞書メニューでここでインデックスを作成した辞書を選択し、正常に検索・表示できるか確認して下さい

Tips

注意点

インデックス作成の所要時間とディスクスペース

全文検索を使わない場合

 大まかな目安として、大小50ほどの辞書でインデックスを作成した場合、速い機種で1時間程度、遅い機種で数時間程度の所要時間がかかります(実際には機種・OS・CPU・メモリ・HDなどの環境によって大きくかわります)。また、辞書が増えてくるとインデックスのサイズが1GBを超えることもあります(安全のため事前に空きスペースを2GB以上確保しておいて下さい・またより多数の辞書を使う場合はさらに多くのスペースが必要になります)

全文検索を使う場合

 全文検索は有用な検索ではありますが、インデックス作成の所要時間は大幅に長くなり、辞書の数が増えてくると速い機種でも1辞書につき1時間以上かかることがあります。特に百科事典などの本文データの量が多いものでは搭載メモリの量が処理速度を大きく左右します。Macの場合は本体の物理メモリが3GB以上、Windowsの場合はLogophileDicManager起動時の物理メモリの空きが2GB以上あることが最低条件となり、この条件を満たさない環境では頻繁に仮想メモリにアクセスすることになり処理時間が桁違いに増加します(場合によっては一昼夜かそれ以上かかるかもしれません)。また、全文検索インデックスのファイルサイズは辞書の数によっては10GBを超えることがありますので事前に十分なディスクスペースがあることを確認してから実行してください(サイズの予測が難しいためプログラム的な事前チェックは行っていません)。

辞書ごとの個別設定

 リスト上の辞書を個別に選択すると辞書ごとの個別設定を行うことができます

・インデックスの構成

 前方一致後方一致キーワードメニュー・全文検索のインデックスのオン・オフを選択できます。オフにすると Logophile でそのインデックスが検索されなくなります。このボタンの設定を変更した場合はその辞書のインデックスを作り直してください(すでにインデックスが作られている場合はオプションキーMacまたはコントロールキーWindowsを押しながらインデックス作成のボタンを押してください)。

・本文の区切り方

 EPWING系(電子ブックやロゴヴィスタを含む)の辞書の本文の区切り方を指定します。基本的には本文を解析を選択してください。また、下表の辞書ではそれぞれの選択すべき設定を選択しないと本文が途切れて表示されたりリンクからのジャンプがおかしくなることがあります(ただし辞書名が同じでも商品によって違いがあることがあります)

選択すべき設定
辞書名
インデックスを解析
  • ジーニアス英和大辞典
  • 研究社 類義語使い分け辞典
  • ブリタニカ国際大百科事典 2011 小項目版(LogoVista)
本文を解析
  • 研究社 新編英和活用大辞典
  • 研究社 新英和・和英中辞典(現行の英和7・和英5よりも古いもの)

・外字代替 

 EPWING系の辞書で外字データがある場合は、文字列に代替することが可能です。リスト編集のボタンを押すと外字代替ウィンドウが開きます

・見出し語の全単語をキーワード検索に追加 

 LPBinary形式にインデックスを作るときにこのオプションをオンにするとキーワード検索で見出し語内の2番目以降の単語もヒットするようになります。見出し語が英文などスペースで単語が区切られている場合に有効です。和文などが見出し語になっている場合は前方一致とキーワード検索が同じになります。

ツールメニュー

 このメニューではユーザー辞書の作成・登録およびテキスト形式の辞書をインポートすることができます

ツールメニュー
説明
ユーザー辞書の新規作成 ユーザー辞書を新規に作成します
ユーザー辞書をリストに追加 すでに作ってあるユーザー辞書ファイルを登録します
別形式の辞書のインポート インポートのためのダイアログが開かれます
MacEGD013形式のインポート EGWORD等に付属していた辞書をインポートします

別形式の辞書のインポートダイアログ

・インポートする辞書データ

ファイルの形式
説明
Jamming形式 Logophileの前身のJamming形式のユーザー辞書をインポートします。この形式の詳細についてはJammingのユーザーズガイドをご覧ください
辞郎形式 英辞郎などの辞郎形式のデータをインポートします。オプションの読み仮名を削除を選択すると全角{}で囲まれた文字列を削除してインポートします。
タブ区切りテキスト 見出し語・タブ・本文・改行という形式のフォーマットのテキストをインポートします。エクセルなどで作られた単語帳をエクセルでタブ区切りで書き出してからここで読み込むことを想定した機能です。オプションで3種類の文字コードの組み合わせを選択できます
Logophileテキスト形式 Logophileテキスト形式のデータをバイナリ形式にコンバートします。

・インポートによって作られる辞書

 Logophile形式の辞書はユニコードを使っていますのでユニコードで表現できる多様な言語を混在させて検索・表示することができます。また、本文はXHTML1.0の形式になっていますので、文字の修飾(太字・色・上付・下付など)、表、マルチメディアデータ(音声・画像など)の表示などが可能です。

ファイルの形式
特徴
説明
Logophileテキスト形式 編集可・10MBまで Logophileのユーザー辞書エディタを使って他の辞書と混在しての検索と平行して随時単語登録や編集を行うことができます。ファイルサイズは10MBまでですので、これを超えたらLogophileバイナリ形式にコンバートしてください。この形式はインデックスを作成する必要がありません。LogophileDicManagerのリストに表示されればそのままLogophileで検索・表示・編集が可能です。
Logophileバイナリ形式 編集不可・大型辞書 Logophileテキスト形式のデータをバイナリ化したものです。ファイルサイズに制約はなく高速な検索が可能です。この形式は市販の辞書と同様にLogophileDicManagerでインデックスを作成する必要があります。

・名称について

 Logophileテキスト形式の場合はあとから名称も変更できますが、バイナリ形式の場合は名称も編集不可になりますのでご注意ください。

注意点

Mac EGD013形式のインポート

 Macで広く使われていたワープロソフトであるEGWORD等に付属していた辞書をLogophileで認識できる形式にインポートします。このコマンドは指定されたファイルおよび下位フォルダ内のファイルを書き換えます(書き換え後は元に戻せません)ので必ず以下の手順でオリジナルのコピーを作りコピーに対してインポートを行ってください

  1. 使いたい辞書データのEGD013ファイルが入っているフォルダをFinder上で選択します(場所がわからない場合はFinderの検索機能で EGD013 という名称のファイルを探し、このファイルが入っているフォルダを選択します)
  2. 1のフォルダを丸ごと任意の場所にコピーします(EGD013ファイル単体ではなく一緒に入っているすべてのフォルダとファイルが必要です)
  3. LogophileDicManagerを起動しツールメニューからEGD013形式のインポートを実行します
  4. ファイル選択ダイアログがあらわれますので2で作ったコピーのフォルダ内のEGD013ファイルを指定します
  5. インポートが正常終了すると2のフォルダ内の辞書がLogophileDicManagerに登録されますのでそれを選択しインデックス作成を実行します

外字代替ウィンドウ

 左側が全角外字・右側が半角外字ですが、代替文字列には全角・半角にこだわる必要はあまりないと思われます。

 外字の代替にはユニコードを使うことができますので、非常に多くの外字を代替することが可能です。外字を代替すると本文データの見栄えが飛躍的に向上します。合成されたユニコードも使えますのでアクセント記号付きの発音記号なども代替できます。

 代替したい外字の行の「代替文字列」の列をダブルクリックするとインラインで編集できるようになります(エクセルのような形式です)。各リストの右側に大きめに表示される部分はプレビュー用で直接編集はできません(選択とコピーは可能)のでご注意下さい。

 代替データはウィンドウを閉じると自動的に保存されます。

その他の機能

注意点

環境設定

・環境設定・インデックス用ディレクトリ

 辞書の登録情報やインデックスファイルをおくフォルダを指定できます。

・全文検索のインデックスサイズ

 数値を大きくするほど全文検索が高速になりますが、インデックス用のディスクスペースが大幅に増加します(辞書の数が多い場合はサイズ4でも10GBを超えることがあります)。またインデックス作成にあたって作業時間と使用メモリが大幅に増加します。このオプションは使用辞書数が2〜3程度であるか大量のディスクスペースが使える環境以外ではデフォルトの4のままにしておくことを推奨します。また、このサイズを変えた場合は全文検索がオンになっているすべての辞書のインデックスを作り直す必要があります。

・辞書を追加するときに全文検索をオンの状態で追加する

 各辞書ごとの全文検索のオンオフは辞書を個別に選択したときに現れるドロワーで指定できますが、このオプションでは全体に共通するデフォルト値を選択できます。

仕様